森林で働く人の体験記
こんなに大義のある仕事、やる人少ないなら自分がやってみよう!
![]() 田中さん 森林組合勤務 1977年生まれ 山口県出身 アウトドアを趣味とする私は偶然林業について知る機会を得ました。 もともと興味を抱くと猪突猛進タイプなもので45歳になる頃、今やらなかったらいつやるの?って感じで 求人しているか定かではない今の組合に飛び込み面接して頂きました。 |
山の仕事(林業)はチェンソーで木を切るという漠然とした知識しかありませんでした。しかも、昭和初期の林業を想像していた部分もあったかも。 私自身、家具を作る職人を以前やっていましたが、その材料となる木材がどのように山から搬出されるのかを細かく知ったのは、この仕事に就いてですね。 正直、多少の体力は必要かもしれませんが、そこはなんとかなるもんです。 それより、陽が昇り、夕方になれば下山して、自然相手に生活の営みを得る。 本来の人間らしい生活であるのを実感しています。 |
林業8年目、26歳の今思うこと
清水さん 森林組合勤務 1999年生まれ 山口県出身 きっかけは「一本の映画」から 高校生活の残り半年という頃、やりたいことも決まらずにいた自分は、何気なく見た一本の映画からこの仕事に就くことになりました。 題名は「WOOD JOB」 映画に魅せられた自分は卒業後すぐに今の組合に入りました。 |
最初の2年は正直言ってしんどかったです。 いくら若いとはいえ体力的にも、そして生活リズムもガラリと変わり、現場では慣れないチェンソー・草刈機を振り回す毎日でした。 チェンソーの目立ても中々上手くならず、毎日何回も行っていたのを今でも覚えています。 ですが先輩方のご指導もあり3年目、4年目と時が経つにつれてそのような事も無くなりました。 「継続は力なり」とはまさにこの事ですね。 そんな感じで気がつけば8年目、18歳で入って今では26歳になりました。 26になって今思うことは、やる気のある若い後輩が欲しいです!!(笑) |